
元産経新聞政治部長で、いま産経新聞客員編集委員を務めておられる花岡信昭氏がPHP研究所の発行する
「Voice」によれば、故竹下登元総理の“学会容認保守”と“反学会保守”という「保守」の分類をしていたそうだ。
そもそも保守の守るべきものは、なにか不分明であり、傍から見れば、彼らの政治行動はただ既得権益を守ろうとしている保身にしか見えず、戦後体制に安住しているだけだという指摘は
拙ブログでは口を酸っぱくして述べている。
この“学会容認保守”というのも、強固な学会票とフレンド票を獲得できるのであれば、守るべきものも蔑ろにするということでしょう。
イギリスの哲学者ベンサムの言葉を借りて、「最大多数の最大幸福」を追求するのが政治の役目なのであれば、政治は妥協なのであろう。
しかし、譲れないところは譲らないのが一人の政治家としての最低限度の責務ではないでしょうか。その上で、国民の利益を最大化させていくのが政治家の責務です。
国家国民のための理想実現のためには、自らの身命を賭してでもやり遂げるべきではないでしょうか。
その「理想」を捨てたことが「自由民主党」の敗北の原因とみるべきでしょう。
敢えて、「自由民主党」と書いたのは、自民党が「自由」を貫こうとも「民主」の政治を守ろうともしなかったからです。
自由民主党と名乗っていたにもかかわらず、外国人の「人権」を盾にして、国民の言論・表現の自由を封殺するような人権擁護法案の成立を阻止しないばかりか推進してきたのです。
そして、本来政治の主役であるはず国民を蔑ろにし、その国民を虐げてきた「政治屋」や既得権益を守ろうとする保身第一の官僚の跋扈を許してきました。
もはや自民党は政党としての使命を終えたと断じざるを得ません。本来ならば使命を終えるのは、結党の理念が達成されてからでしょう。しかし、結党以来日本の政治の主導的な役割を果たしてきたにもかかわらず、アメリカに追従しつづけ、「現行憲法の自主的改正」(昭和30年策定「党の政綱」)すらままならないまま、先月の総選挙で下野したのです。党の全身全霊を賭ければ現行憲法の改正も現行憲法の破棄も出来た。にもかかわらず、しなかった。
そんな政党が政権に返り咲くことも、「健全な野党」になれるはずがない。
もしも、自民党がまた政権を奪回するとすれば、それこそ不条理な社会ではありませんか。
私は、保守だの革新だのといった米国従属の政治体制を維持した中での政治を壊すべく、衝撃を与え、権力闘争ばかりの国会に国民の声を叩きつけたい。
当然ながら、新風には特定の宗教団体であるとか、大企業の論理で動かされておらず、票の為に新風公認の候補者が自らの主張を捻じ曲げることはないのです。
そして、「戦後体制」という鎖の先入観に囚われることなく、自らの理想をはっきりと訴え、日本をどうするかを明瞭に提言する政治家こそ、永田町にいなければなりません。
そのためには、そんな真面目な政治家が国会に行ける、その仕組み作りが必要だ。
まずは、戦後体制打破。そこから新しい日本の歩むべき道が切り拓かれる。
票のために「理想」を捻じ曲げれる政治家は日本にいらない。
有益な「理想」には、必ず国民は振り返ってくれると、政治家が国民を信じることができなければ、政治家が「国民の負託」を真に受けることはない。

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